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笑うことしか出来ない私へ
第3章 優しいフリ

しばらく沈黙が続いた。

「明日は帰るからな。」

沈黙を破ったのはこうただ。

「う、うん…。」

「明後日は仕事だから。」

「うん。」

こうたは、何の仕事をしてるのかな…。

「いちこは仕事どうするの?」

「今日は休みを貰ってた。」

本当は今日で終わるはずで…
だから今後の予定なんてない。

仕事は辞めてないから
今まで通りだけど。

「辞めないで置いて良かったな。」

「うん。」

「こ、こうたは、」

「ん?」

「仕事は何をしてるの?」

「ひみつだよ。」

「………。」

そっか。
言葉は飲み込む。

「また、会ってくれる?」

途中、声が震えた。

「会えるよ。」

その言葉にホッとした。

「良かった。」

「てか、お前いくつ?」

「25」

「え、まじかよ。」

「何よ?こうたはいくつ?」

「俺は34、かな」

「何その曖昧。」

「いちいち年数えるだけ若くないの。
それよりもっと若いと思ってたよいちこ。」

それは褒め言葉として受け取っていいのかな?
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