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笑うことしか出来ない私へ
第5章 ぬくもり

――――――…

しばらくそのまま見ていたら

「あの、、痛てぇーんだけど…。
お前無意識に力入れすぎ。
見てほら、この爪の跡とか。」

へ?

あ。

私は無意識の内に力を入れすぎて
こうたの手を傷付けていたようだった。

「ごめん…なさい。
大丈夫?」

「大丈夫だけど。。」

「本当にごめんね。
私の手も同じようにしていいから許して。」

「は?子供かお前は。
許すも何も怒ってねぇし、
本当に別に大丈夫だから!」

「………。」


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