この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
片想いの行方 2
第17章 幸せの花びら
「………蓮。
あんたはみんなに幸せを与えてくれているの」
「…………!」
「あたしも、ヒメも、美和さんも
みんな、蓮のことが大好きなんだよ」
あたしの知らない、3人の過ごしてきた時間に
きっと………相手の幸せを願う、それぞれの真っ直ぐな想いがあったんだ。
だからこそ今
みんなが最高の笑顔でいられる奇跡が
こんなにも輝いているんだね……
「……ヒカル……」
「だから、蓮も幸せにならなきゃいけないの。
……愛する人と一緒に。
蓮が心からの笑顔でいられるように
これからもずっと、祈ってるからね」
………ずっと閉じ込めていた、あたしの片想いは
最高な形で彼に伝わった。
小さな花びらが1枚、その髪にふわりと乗って
「………ありがとう、ヒカル」
月灯りの下で
蓮は極上の微笑みを見せてくれた。
あんたはみんなに幸せを与えてくれているの」
「…………!」
「あたしも、ヒメも、美和さんも
みんな、蓮のことが大好きなんだよ」
あたしの知らない、3人の過ごしてきた時間に
きっと………相手の幸せを願う、それぞれの真っ直ぐな想いがあったんだ。
だからこそ今
みんなが最高の笑顔でいられる奇跡が
こんなにも輝いているんだね……
「……ヒカル……」
「だから、蓮も幸せにならなきゃいけないの。
……愛する人と一緒に。
蓮が心からの笑顔でいられるように
これからもずっと、祈ってるからね」
………ずっと閉じ込めていた、あたしの片想いは
最高な形で彼に伝わった。
小さな花びらが1枚、その髪にふわりと乗って
「………ありがとう、ヒカル」
月灯りの下で
蓮は極上の微笑みを見せてくれた。