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片想いの行方 2
第18章 loveダム決壊
~~~~~許す!!!
「ヒメ………!」
突進する勢いで、ヒメに抱きついたから
体勢を崩したヒメが、私を抱えて後ろに倒れた。
「……痛てぇな」
「ヒメのバカ!!」
「……分かってるよ」
「分かってない!
私の方が好きだもん!!」
完全にヒメを押し倒した格好になっていたから、体を起こそうとすると
ヒメは私の頬を引き寄せて
そのまま唇を重ねた。
「………んっ……」
舌を絡めて、確かめるようにキスを続けて
やっと少しだけ離れると、ヒメはふっと笑った。
「これ以上アホな言い合いさせんなよ。
これじゃ単なるバカップルだ」
「……私は、もっと言ってほしい」
「無理。
俺のキャラをこれ以上崩すな」
ヒメはそのまま私を横に倒すと、今度は逆にヒメが上になった。