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片想いの行方 2
第19章 入会
「あー疲れた。
俺はもう用ねーし帰るから……」
「あ、待ちなさいブラザー」
入口に足を向けたヒメに、両手に服を大量に持った麗子さんが声をかけた。
「ヤス君に電話して、BARのロフト席リザーブしといて。
4人用ソファの方ね」
「………はぁ!?」
ヒメがぐるっと体を回転させて、麗子さんを睨む。
「また来るのかよ!
しかも4人って、あと2人誰だ!」
「美和ちゃんとヒカルに決まってるじゃない」
「……………!!」
「あ、言っとくけどあんたはダメよ。
今夜は女子限定だから」
………え?今夜?
っていうか何の話??
驚いて麗子さんの方へ振り向くと
「ヒカル。
男なんていなくったって、夜は充分楽しめるわよ♡」
「…………!!」
「ちょっと気取ったBARだけど、飲み放題だから♪
今夜は女同士、日頃のストレスを心行くまで発散しましょう」
麗子さんはニヤッと笑うと、そのまま試着室のカーテンを閉めた。
俺はもう用ねーし帰るから……」
「あ、待ちなさいブラザー」
入口に足を向けたヒメに、両手に服を大量に持った麗子さんが声をかけた。
「ヤス君に電話して、BARのロフト席リザーブしといて。
4人用ソファの方ね」
「………はぁ!?」
ヒメがぐるっと体を回転させて、麗子さんを睨む。
「また来るのかよ!
しかも4人って、あと2人誰だ!」
「美和ちゃんとヒカルに決まってるじゃない」
「……………!!」
「あ、言っとくけどあんたはダメよ。
今夜は女子限定だから」
………え?今夜?
っていうか何の話??
驚いて麗子さんの方へ振り向くと
「ヒカル。
男なんていなくったって、夜は充分楽しめるわよ♡」
「…………!!」
「ちょっと気取ったBARだけど、飲み放題だから♪
今夜は女同士、日頃のストレスを心行くまで発散しましょう」
麗子さんはニヤッと笑うと、そのまま試着室のカーテンを閉めた。