この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
片想いの行方 2
第4章 ☆甘い夜
「…………!」

「う……自惚れかもしれないけど。
私も、ヒメと考えてることは、きっと同じはずだから……///」


最後は消えそうな声になって、恥ずかしそうに目線を逸らす。

繋がれた手から、緊張が伝わってくるようだ。

………まいったな。

そんな事言われたら、自然に本音が出ちまうだろ。


「同じじゃねーよ。
この歳で俺、美和とヤることばっかり考えてるし」

「…………!///」

「なのにお前、何度も俺のことお預けさせるじゃん」

「そ、それは……会社とか外とかでしようとするからでしょ!」


真っ赤な顔で声を大きくする美和が可愛いすぎて

微笑む顔を見られたくなくて、また自分の胸に美和を引き寄せた。


………愛しさが、全身に溢れる。

やっと、心が穏やかになってきやがった。

片想いの時間があまりにも長かったから、些細な事でもすぐに不安になるけど

こうして美和が俺の手の中にいるのは、紛れもない事実。

相手を信じて、2人でこれからも歩んでいけばいい。


………それでいいんだ。
/249ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ