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片想いの行方 2
第6章 ★君のままでいい
………い、言えた……///
ドキドキしたけど、言いたい事は言えたわよね……
蓮は何も言わなかったけど
こんな風に自分の気持ちを言うのが初めてで
今更になって恥ずかしくて、私はそそくさと体を後ろに向けた。
……自分から、しつこい女宣言。
やっぱり若干引かれたかしら。
でも本当の事だから、後悔はしていない。
さぁ、しっかり仕事モードに戻るのよ、私。
そう自分に言い聞かせて、再び背筋を伸ばして歩き出す。
……と、その時
突然
後ろから
「好きだっつってんだろ!」
周りが一斉に振り返るような
痺れるような大声が飛んだ。
「瑠璃!
俺はお前が好きなんだよ!」
「……………!!」