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片想いの行方 2
第6章 ★君のままでいい
「でも、彼女の事だけじゃなくて。
蓮が何百個ってバレンタインのチョコレートをもらったとしても
蓮を想う気持ちは、私誰にも負けないわよ?」
蓮の手をぎゅっと握って、私は笑った。
「OLさん達と違って、不規則な毎日だけど。
蓮が望めば、地球の反対側からだって飛んでいくわ」
「…………!」
「私、貴方に合わせてサバサバした女を演じていたけど。
本当はとってもしつこい性格なの」
……何も言わずに、ただ私を真っ直ぐ見つめる蓮。
鋭い瞳の色が、とても綺麗で
このまま貴方の腕の中に飛び込みたいけど
我慢我慢。
「……それだけどうしても伝えたくて。
出張前の忙しい時に、逢ってくれてありがとう」
私は蓮から手を離して、ハンドバッグを肩にかけ直した。
蓮より私の方が出発時刻が早い。
「次に逢えるのをまた楽しみにしてるわ。
お仕事頑張ってね」
蓮が何百個ってバレンタインのチョコレートをもらったとしても
蓮を想う気持ちは、私誰にも負けないわよ?」
蓮の手をぎゅっと握って、私は笑った。
「OLさん達と違って、不規則な毎日だけど。
蓮が望めば、地球の反対側からだって飛んでいくわ」
「…………!」
「私、貴方に合わせてサバサバした女を演じていたけど。
本当はとってもしつこい性格なの」
……何も言わずに、ただ私を真っ直ぐ見つめる蓮。
鋭い瞳の色が、とても綺麗で
このまま貴方の腕の中に飛び込みたいけど
我慢我慢。
「……それだけどうしても伝えたくて。
出張前の忙しい時に、逢ってくれてありがとう」
私は蓮から手を離して、ハンドバッグを肩にかけ直した。
蓮より私の方が出発時刻が早い。
「次に逢えるのをまた楽しみにしてるわ。
お仕事頑張ってね」