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片想いの行方 2
第9章 ★泥酔
「ねぇ、ヒメ」
「なに」
「このブラ、可愛い?」
Tシャツを捲り、その胸にキスをしたところで
急に美和が口を開いた。
「今日の為に新しく買ったんだよ。
ちょっとセクシーすぎるかなって思ったんだけど、ヒメに喜んでほしくて」
「………それは、どうも」
別に脱がすから意味ねぇし、と思いながら
俺は特に気にせず、美和の背中に手を回す。
「そっちじゃないよ。
フロントホックだから」
「……………」
「外したい?」
「………は?」
そりゃ外すだろ。
つーか、なんだかさっきからよく喋るな。
不思議に思って体を起こすと、美和はヘラっとした笑顔を浮かべた。
「外しちゃダメだよ。
今日はヒメとエッチしないもん♪
さっき決めたの」
「……………」
ケラケラと笑う美和の顔を、じっと見下ろす。
………この冗舌と赤い顔。
風呂じゃねーな。
「………お前、酔ってるだろ」
「なに」
「このブラ、可愛い?」
Tシャツを捲り、その胸にキスをしたところで
急に美和が口を開いた。
「今日の為に新しく買ったんだよ。
ちょっとセクシーすぎるかなって思ったんだけど、ヒメに喜んでほしくて」
「………それは、どうも」
別に脱がすから意味ねぇし、と思いながら
俺は特に気にせず、美和の背中に手を回す。
「そっちじゃないよ。
フロントホックだから」
「……………」
「外したい?」
「………は?」
そりゃ外すだろ。
つーか、なんだかさっきからよく喋るな。
不思議に思って体を起こすと、美和はヘラっとした笑顔を浮かべた。
「外しちゃダメだよ。
今日はヒメとエッチしないもん♪
さっき決めたの」
「……………」
ケラケラと笑う美和の顔を、じっと見下ろす。
………この冗舌と赤い顔。
風呂じゃねーな。
「………お前、酔ってるだろ」