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片想いの行方 2
第9章 ★泥酔
「酔ってないよー♪
ふわふわして、楽しくて、クラクラするの」

「それ、酔ってるっつーんだよ。
どっかで飲んできたのか?」

「ヒメのBAR。
麗子さんと2人っきりで♡」

「………!」


あんのバカ姉貴!

相変わらず入り浸りやがって!


「お前は飲めないんだから、あの魔王のペースに合わせるんじゃねーよ。
ったく、あいつもモデルって自覚あんのか……」

「ヒメ、だからダメだってば」


舌打ちしながら再び動かした俺の手を、美和は両手で挟みピタッと止めた。

………っておい。


「……この前の理由は使えねーぞ。
もう終わってんだろ」

「うん」

「じゃあこの手離せよ」

「嫌っ」


あーもーなんなんだよ!

めんどくせーなこの酔っ払い!

この下着は俺の為に買ったっつったくせに。

いいからさっさと抱かせろ!


「じゃあなに?」

「自信無くしちゃったの」

「…………は?」


イラつく俺の目をじっと見て、美和は低い声で言った。


「ヒメが前の会社に居た時の話、麗子さんがいっぱい教えてくれたの」

「………!」

「麗子さんのモデルのお友達とか、芸能人とかまで、みんなヒメの虜だったって。
ヒメの周りには、常に綺麗な人がいたんだってね。
すごいなぁ、さすがイケメン」
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