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片想いの行方 2
第11章 突然の再会
.。.:* side ヒメ *:.。.。.:**:.。.。.:**:.。.。.:*
「………報告会?
俺、別に出なくていいっすよ。
後で議事録だけもらえれば」
「アホだな~姫宮。
お前が笑顔を振りまくだけで、店長達のヤル気が格段に上がるんだよ。
ほら、さっさと来い」
チームのリーダーに、半ば強引的に引っ張り出されて
俺は溜息をつきながら、会議室までの廊下を歩き始めた。
「不景気の煽りで、年度末の売上もいまいちだったし。
販売員の覇気をあげんといけないらしい」
「……俺、熱血指導とか1番向いてねぇタイプだと思うんですけど」
「優しく頑張れって言ってやりゃそれでいいんだ。
そのイケてる面を今使わなくてどーする」
なんだそりゃ。
あ~めんどくせー。
現場のショップ店員は何かと本社を目の敵にしてくるし、意見聞くのも疲れるんだよな。
美和のいる1つ下のフロアに階段で下りて、奥にある会議室の前に辿り着く。
ガラスドアの向こう側に、20人以上の店長達が座っている。
男もいるけど、ほぼ女。
本部の人間と最後の質疑応答をしてる中、俺とリーダーは会議室に入った。
「………報告会?
俺、別に出なくていいっすよ。
後で議事録だけもらえれば」
「アホだな~姫宮。
お前が笑顔を振りまくだけで、店長達のヤル気が格段に上がるんだよ。
ほら、さっさと来い」
チームのリーダーに、半ば強引的に引っ張り出されて
俺は溜息をつきながら、会議室までの廊下を歩き始めた。
「不景気の煽りで、年度末の売上もいまいちだったし。
販売員の覇気をあげんといけないらしい」
「……俺、熱血指導とか1番向いてねぇタイプだと思うんですけど」
「優しく頑張れって言ってやりゃそれでいいんだ。
そのイケてる面を今使わなくてどーする」
なんだそりゃ。
あ~めんどくせー。
現場のショップ店員は何かと本社を目の敵にしてくるし、意見聞くのも疲れるんだよな。
美和のいる1つ下のフロアに階段で下りて、奥にある会議室の前に辿り着く。
ガラスドアの向こう側に、20人以上の店長達が座っている。
男もいるけど、ほぼ女。
本部の人間と最後の質疑応答をしてる中、俺とリーダーは会議室に入った。