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第3章 　バイト仲間の豪（たけし）

「んー、酔っぱらい親父の担当は嫌だけど、

美愛ちゃんの頼みならキスでいいよ♪」

艶やかに笑みを浮かべる。


こんなこと言う人じゃなきゃ、

背高いし、イケメンだし、

好きになってるかもしれないのになー、残念…


「はいはい。

じゃ、この空のジョッキで親父と

間接キッスでどうですか？」

「冗談キツイな、美愛ちゃんは……

じゃ、弥生ちゃんは2卓入って、

美愛ちゃんは弥生ちゃんフォローしながら

1卓とレジ打ち。

俺は3卓見ながら料理やるから」