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暁闇
第10章  上書きされていく


11月も半ばを過ぎた頃、久しぶりに坂本から連絡があった。
用事があり近々実家に帰るらしく、その日予定がなければ途中寄るから会おうと言われ、俺はそれをOKした。

待ち合わせたのは、この前あおいさんと映画を観た帰りに寄ったカフェ。
飲み物の種類が豊富で、雰囲気もいいこの店を俺はすっかり気に入ってしまい、あれから何度か寄っていた。
比較的わかりやすい場所にあるその店に、少し迷ったらしいが坂本も無事にやってきて。


「村上ー! 元気!?」


いつものように笑顔で俺の向かいに座る。


「坂本は相変わらずだな」

「ん? そう?」


注文を取りに来た店員に、坂本はコーヒーと伝えて。


「明日、お姉ちゃんの結婚相手の家族と顔合わせなんだって。だから帰ってこいって言われたの」


そう、俺に言ってくる。


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