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暁闇
第15章  私


その後も、その思いは私の心の中に常にあった。

父とは定期的に会っていた。
だってそもそもの原因を作ってしまったのは私。
父に対しては非難どころか、申し訳なく思う気持ちの方が大きかったから。
そして地元の大学に進んだ年の夏。
父からそのときの相手と再婚したと聞いた。

母も、小・中の同級生だった人といつの間にか親しくなっていて、大学3年のときに再婚した。
私と弟は、今更……ということもあったし、母の再婚相手の家と母の実家は当然とても近かったから、そのまま実家で祖父母と共に暮らし続けた。
母は頻繁に、私たちの様子を見に実家に顔を出してくれた。


今日子ちゃんとは時々連絡しあっていた。
成人式のあとの集まりのとき、当時の担任の先生にも声を掛けたけれど宮田先生は不参加だったと聞いた。


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