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暁闇
第24章 初めて口にした
恥ずかしい……すごく。
足をこんなにも開かされて。
なんていやらしい格好。
でも。
横に向けた顔で、視線だけを彼に送った。
翔悟くんは、目を閉じて。
はっ、はっ、と荒い息を発しながら。
すごく気持ちよさそうに見えた。
「……っあ、あっ、あっ」
そんな彼を見ていたら、胸がきゅう……とした。
もっと。
もっと気持ちよくなってほしい。
私の身体でいっぱい気持ちよくなってほしい――――そう思って、喘ぎながらも彼から視線が離せなくなる。
不意に目を開けた翔悟くんが私を見た。
あの熱っぽい目をして。
ふ、と微かに笑う。
「……っ……!」
ぞくぞくっと、身体を何かが走り抜けたとき――――。
「……っ、やあっ!」
すっと、そこを撫でられた感触。
足のあいだの。
剥き出しになったその突起。
たぶん、指先を当てられているだけなのに。
彼の動きに合わせてそれは擦られて。
「や……! だめ……っあ……!」
「……っ、気持ちいい?」
気持ちいい。
どうしよう、気持ちよすぎる――――。
「だめえっ……」