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暁闇
第24章 初めて口にした
そこを触ると、途端に彼女は余裕がなくなったかのように乱れだした。
目をぎゅっと閉じ。
頭を左右に振る。
唇から発せられる喘ぎは切羽詰まったかのようになり。
ぐっ、とまた奥に突き挿れて。
腰を円を描くように揺らした。
勃ちあがっているそこにあてた指はそのままに。
「……ひ……!」
シーツを握る彼女の手。
ひくんひくんと身体が揺れる。
「気持ちいい……?」
目を閉じたままこくこくと頷く彼女。
「じゃあ――――」
これは? そう言って。
つまんだそれを、こりこりと刺激した。
「やあ……っ……いっ、きもち、い……」
きゅうっと締まるなか。
「……く……!」
唇を噛み、また俺は動き出した。
「ああっ――――」
そして程なく彼女は絶頂感が迫ってきたことを訴え始め。
頬を赤く染め。
その肌を滲み出た汗がしっとりと濡らし始め。
「……や、いく……いっちゃう……!」
泣きそうな顔で。
泣きそうに訴える。
「いいよ……っ、いって……!」
「……っだめ……も、いく、だめ……っ……!」
――直後。
痙攣し出した、俺のを咥え込んでる彼女のなか。
「……っ、く……!」
耐える。
もっていかれそうになるのを、ひたすら。