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暁闇
第24章  初めて口にした


ひくっ、ひくっ、と。
私のなかが勝手に動く。

翔悟くんのものを、締め付けて。


「……っ、やば……」


動かずにいる彼が、私の膝に両手で掴まるようにしながら苦しそうに呟く。

はぁ、はぁ、と。
荒い息をさせながら、快楽に浸る私の頭の中は、もうとろとろで。


「っう……ん……」


ひくつきが落ち着いてきて。
それでも身体に甘く続く余韻。


はあっ、と大きく息を吐いた翔悟くんが目を開けた。


「……締めすぎ。
思わず出そうになったんだけど……」


苦笑いを浮かべ、額を腕で拭うようにする。

翔悟くんの言ってる言葉の意味はもちろん分かったけど、まだとろけてる頭の中では何の反応もできなくて。
ただ、彼を見つめて。
彼だけを、見つめて。


「……何?」


笑みを深くした彼が。


「何そんな、見て」

「だって……んっ」


膝の裏に当てられた両手。
ぐっ、と持ち上げるようにされた。


「やらしい目……」


呟かれ。ふるふると、首を振る。
でも身体にまだ力が入らなくて、どこか緩慢な動きになってしまった。


「……可愛すぎるんだけど」


翔悟くんはそうつぶやき、私の足を持ち上げたまま閉じさせる。
そのまま片側の肩に、私の両足を乗せるようにして……。



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