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暁闇
第27章  *おまけ*葉月と琴音*


ふうっ、と。
深い息を発した彼。


「もっとだよ……」


そう呟くと、そのまま再び俯せに戻される。
高くあげさせられるお尻。


「ま……まっ、て……」


身体に力が入らなくて、されるがままになる私の腰は両手で掴まれる。


そして、そのまま――――。


「っあ……!」


奥を、突かれた。


「やっ……だめ……!」


いって間もない身体に再び与えられる刺激。
苦しいのに、どうしようもなく気持ちいい。

苦手だったはずの後ろから。
葉月くんの手で、身体で。
もうそれは好きな体位に変えられてしまった。
大好きでたまらない心から信頼してる葉月くんにだからこそ、さらけ出せるすべて。

私、いま。
葉月くんのものになってる。
心だけじゃない。
この身体ごと全部彼に委ねているという、たまらないほどのその幸福感――――。


「やっ、っあんっ……く、っう……!」


シーツをぎゅっと握り、葉月くんに揺さぶられる腰を、揺さぶられるままに揺らし、彼の熱いかたまりを私は奥に受け続けて。


「ああっ、すご……いっ……!」


気持ちいい。
何も考えられなくなる。



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