この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
暁闇
第1章  Prologue


「……ね、松下さんってどんな人?」

「ん?」

「いい人、だよね……?」


呟くように言うと、葉月くんは私の顔を覗き込むようにして


「……気になる?」


そう、聞いてきた。


「だって……やっぱり、加奈と村上くんは……私の中で、特別……だもん」


葉月くんが世界で一番大好きで大事な人っていうのは一生変わらないけれど。
違う意味で、彼の存在はたぶん……ずっと私の中にある。
だって彼のおかげで、今の私の幸せがあるって思ってるから――――。

もちろん、他の男の人のことを考えるなんて、だめだって分かってるけど。


私は、ごめんなさい、と呟いて。
唇をきゅっと噛んで俯いた。


/551ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ