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暁闇
第7章  記憶の中の雨


「……今日は朝から雨か」


部屋のカーテンを開ける。
その、暗い空。
梅雨入りしたせいか、ここ最近はいつもそんな天気だ。

独特の気怠い空気。
その、閉塞感。

俺はそれが嫌いじゃなかった。
雨の匂いに、なんだか懐かしささえ感じる。


コーヒーをいれて、窓から外を眺める。


しとしとと降り続ける雨。
その、優しい音。


……そういえば。


それを思い出した俺は、思わず口元に笑みを浮かべる。


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