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BAR・エロス
第12章 1人目の男・守・・
「どうして別れたの?」
そう聞くのが自然の流れか・・
続きをしゃべってしまおうか・・
みんなぶちまけてしまおうか・・
でもまだ2度目の相手。
それにこれ以上をさらけ出せるほど
信頼し合えるのか今はまだわからない。
ここまでにしておこう、と首を振った。
「もうこの話は終わり。
もっと続きが欲しくなるでしょう?これ以上聞いたら」
天井にしか目をむけない私の様子に、諦めがついたようだ。
黙って再び体を重ねてきた。
「そうだった・・
あんまりたくさん梓のことを知ってしまったら・・
さあ、もう一度!
僕を幸せな気分にさせて・・」
合わせた肌がほてりだす。
竹内の背中に回した手が力を入れて、
隙間なく2人の体を張り付ける。
キスと挿入・・
一番ありふれていて、
一番幸せな体勢・・
ゆっくりと上下する男の体が・・
いちばん・・
好き・・・