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BAR・エロス
第4章 10回目の夜・・
「オレは・・40くらいにしか見えない50の女の体、が
欲しかっただけじゃない。
篠原梓という女に魅かれたんだ。体だけじゃなく、
その人柄も・・
オレは結婚してるから・・
梓さんを幸せにしてあげるとかそういうことはできない。
でも、必要としているのは確かだよ。
今のオレには梓さんが必要なんだ・・」
今のオレには・・正直だな、修は・・
でもそれでいいんだ。
必要以上に相手に入り込んだりしたら、
それこそ不倫の挙句彼の妻から夫を取り上げる、という
私が味わった苦しみを繰り返してしまうことになる。
それだけは決してしない・・
それに・・一人の男にのめりこんではいけないということを
忘れてはいけない。もう・・
男に寄りかからないと決めたのだから・・
もう・・誰かに支えてもらおうなんて思わないことにしたんだから・・
それでもこうして
私を意味ある存在だといってもらえると、
心は静かに動き出す。
修に、今まで抱かなかった感情が生まれてくる・・
「今夜、10回目の夜に梓さんの気持ち聞けるなんて・・
記念日にふさわしい夜になったね。
オレ、ますますあずぅが好きになった!
あずぅのすべてが・・ここも、ここも・・」
その手を体中にすべらせる。
・・私も・・
いつまでも胸につかえたまま放っておいたあの気持ちを、
吐き出すことができてよかった・・
修がその手助けをしてくれた・・
本当の意味での深い仲、になれた・・
これで心置きなくその手の感触を味わえる。
修の指先がゆっくりと快感を探し出し、
かき混ぜようとおだやかに動くと、体はそれについていく。
登りつめたいとついていく。
「泣いてる梓もかわいかったけど、
感じてる梓はもっとかわいい・・さぁ・・
今夜もたくさんたくさんあずぅを喜ばせるからね・・」
あわせた肌の温かさ。
重ねた唇の熱さ。
シーツのこすれる音が部屋に響く。
歓喜の喘ぎ声は、
窓の外の瞬きが薄らいでいくまで
うず巻き続けるだろう・・・
欲しかっただけじゃない。
篠原梓という女に魅かれたんだ。体だけじゃなく、
その人柄も・・
オレは結婚してるから・・
梓さんを幸せにしてあげるとかそういうことはできない。
でも、必要としているのは確かだよ。
今のオレには梓さんが必要なんだ・・」
今のオレには・・正直だな、修は・・
でもそれでいいんだ。
必要以上に相手に入り込んだりしたら、
それこそ不倫の挙句彼の妻から夫を取り上げる、という
私が味わった苦しみを繰り返してしまうことになる。
それだけは決してしない・・
それに・・一人の男にのめりこんではいけないということを
忘れてはいけない。もう・・
男に寄りかからないと決めたのだから・・
もう・・誰かに支えてもらおうなんて思わないことにしたんだから・・
それでもこうして
私を意味ある存在だといってもらえると、
心は静かに動き出す。
修に、今まで抱かなかった感情が生まれてくる・・
「今夜、10回目の夜に梓さんの気持ち聞けるなんて・・
記念日にふさわしい夜になったね。
オレ、ますますあずぅが好きになった!
あずぅのすべてが・・ここも、ここも・・」
その手を体中にすべらせる。
・・私も・・
いつまでも胸につかえたまま放っておいたあの気持ちを、
吐き出すことができてよかった・・
修がその手助けをしてくれた・・
本当の意味での深い仲、になれた・・
これで心置きなくその手の感触を味わえる。
修の指先がゆっくりと快感を探し出し、
かき混ぜようとおだやかに動くと、体はそれについていく。
登りつめたいとついていく。
「泣いてる梓もかわいかったけど、
感じてる梓はもっとかわいい・・さぁ・・
今夜もたくさんたくさんあずぅを喜ばせるからね・・」
あわせた肌の温かさ。
重ねた唇の熱さ。
シーツのこすれる音が部屋に響く。
歓喜の喘ぎ声は、
窓の外の瞬きが薄らいでいくまで
うず巻き続けるだろう・・・