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オッサンになった愛犬と暮らす200日
第9章 朝日の中で
「んなッ!何よ、これぇ!?」

それは1万2千361円という中途半端な金額の領収書と私宛の手紙だった。

「うるせぇなぁ!なんだよ、朝っぱらから」

「だってだってアイツ来なかったし、私、延長料金なんて払ってないのに…」

「ん?あのヘンテコ野郎ならお前と話してから何か持って消えたじゃねぇか」


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