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オッサンになった愛犬と暮らす200日
第4章 バターバターママ
ナイスよ、ママ!
「…夏海さん、いつもそんなに高いバター使ってるんですか?」
綾女がスーパーの袋を見つめながら意味深に問うと、
「え、えええーと、た、たまには贅沢しようかなって」
ママは分かりやすく動揺した。
バターがどうしたっていうんだろ?
「あとはハチミツに生クリームに…夏海さん、もしかしてブサ吉をバター犬「じゃあね、綾女ちゃん!ほら二海、帰るわよッ」
綾女が言い終わらないうちにママは逃げるように歩き出した。