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知らなくってもいい性
第9章 能力者
誰が待つか!
早く出口に着かないと。
いなくなったことをいいことに早足で進む。
ガンッ
後ろでまた何か私の空間に当たった。
「本当だ~。なんだこれ?」
「ね。どうボス?新しい仲間!
俺の彼女、能力者だった!」
カズキは案外早く帰ってきた。後ろなので見えないが、誰か連れている。
ただ、ボス?彼女?
あまりに気になるワードに思わず振り向いてしまった。
カズキの隣には少し長めの髪をぼさっとさせて、表情のあまり見えないひょろっとした男性が立っていた。
あれがボス?弱そう。
っていうかボスって?
何かの組織ごっこでもしているのだろうか?
「なっ!!」
でも何より驚いたのはさっき私の空間に当てたのはスパナだった。
このバリアを張ってなかったら、大怪我というか、死んでるかもしれないのに。なんて遠慮のないっ!!
これは気が緩められない。
ガンッ
「へぇ~、さっきより強く当てたのに全然ダメだね。」
ぼさっと頭はもう一度スパナを当ててきた。
その方法は手を使っていなかった。
念動力ってやつ?
「お~い、カズキー、さっきお前の彼女?がさぁ...ってあれ?何やってんの?ボスも一緒に。っていうかボス帰ってたの?」
「ついさっきね。しばらくはこっちで過ごすよ。」
ゲイのシューヤがやってきた。
...3対1になってしまった。
早く出口に着かないと。
いなくなったことをいいことに早足で進む。
ガンッ
後ろでまた何か私の空間に当たった。
「本当だ~。なんだこれ?」
「ね。どうボス?新しい仲間!
俺の彼女、能力者だった!」
カズキは案外早く帰ってきた。後ろなので見えないが、誰か連れている。
ただ、ボス?彼女?
あまりに気になるワードに思わず振り向いてしまった。
カズキの隣には少し長めの髪をぼさっとさせて、表情のあまり見えないひょろっとした男性が立っていた。
あれがボス?弱そう。
っていうかボスって?
何かの組織ごっこでもしているのだろうか?
「なっ!!」
でも何より驚いたのはさっき私の空間に当てたのはスパナだった。
このバリアを張ってなかったら、大怪我というか、死んでるかもしれないのに。なんて遠慮のないっ!!
これは気が緩められない。
ガンッ
「へぇ~、さっきより強く当てたのに全然ダメだね。」
ぼさっと頭はもう一度スパナを当ててきた。
その方法は手を使っていなかった。
念動力ってやつ?
「お~い、カズキー、さっきお前の彼女?がさぁ...ってあれ?何やってんの?ボスも一緒に。っていうかボス帰ってたの?」
「ついさっきね。しばらくはこっちで過ごすよ。」
ゲイのシューヤがやってきた。
...3対1になってしまった。