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LEMON DEPENDENCE
第10章 時を越えて
side 矢野千鶴
「ふ〜ふ、ふ〜ん」
昨晩、居酒屋から家に帰ると流星からメールがあった。
連絡なんてひとつも寄越してこない流星からのメールという事もあり、何か良からぬ事でも…と、勘繰りつつタッチパネルを操作。
すると、昨日出会った紺野玲助くんからのメールを転送したものだった。
内容は飛鳥先輩の都合のいい日と、先輩の連絡先。
そして最後に一筆添えられた一文が、私を幸福の…更なる高みへと昇らせた。
「叔母の飛鳥から、再会を楽しみにしてますと伝言を事づかりました」
あの飛鳥先輩が、私と会うことを楽しみにしてくださっている…
嗚呼、もう…
鼻血が出そう!!
勿論、即、記載された電話番号に電話した。
もう20年くらいは会っていない飛鳥先輩だけど、電話越しに聞いた先輩の声は昔とそんなに変わってかなくて…
瑞々しく、そして相変わらず方言混じりの先輩らしい話し方で昔の記憶がフラッシュバックしてきた。
しばらく他愛もない会話をして、私達は今日、市内の某ファミレスで食事をすることにした。
飛鳥先輩と再会できるなんて…
何を着ていこうかしら?
飛鳥先輩に会うんだから、ちんちくりんな服は着ていけない…
ここは思いっきしおめかししないと!
「ふ〜ふ、ふ〜ん」
昨晩、居酒屋から家に帰ると流星からメールがあった。
連絡なんてひとつも寄越してこない流星からのメールという事もあり、何か良からぬ事でも…と、勘繰りつつタッチパネルを操作。
すると、昨日出会った紺野玲助くんからのメールを転送したものだった。
内容は飛鳥先輩の都合のいい日と、先輩の連絡先。
そして最後に一筆添えられた一文が、私を幸福の…更なる高みへと昇らせた。
「叔母の飛鳥から、再会を楽しみにしてますと伝言を事づかりました」
あの飛鳥先輩が、私と会うことを楽しみにしてくださっている…
嗚呼、もう…
鼻血が出そう!!
勿論、即、記載された電話番号に電話した。
もう20年くらいは会っていない飛鳥先輩だけど、電話越しに聞いた先輩の声は昔とそんなに変わってかなくて…
瑞々しく、そして相変わらず方言混じりの先輩らしい話し方で昔の記憶がフラッシュバックしてきた。
しばらく他愛もない会話をして、私達は今日、市内の某ファミレスで食事をすることにした。
飛鳥先輩と再会できるなんて…
何を着ていこうかしら?
飛鳥先輩に会うんだから、ちんちくりんな服は着ていけない…
ここは思いっきしおめかししないと!