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LEMON DEPENDENCE
第10章 時を越えて
「嗚呼…もう、無理!」
「ちょっと…矢野くんっ!」
ファミレスを出て、私達は矢野くんのマンションに戻った。
すると矢野くんは到着するなり私を抱えてベットに直行。
現在組み敷かれています。
「いやらしい事がしたい!」
「だ、ダメです。てかそんなストレートに言わないでください!」
「檸檬お願い。俺、限界…これ以上檸檬を他の野郎どもの邪な視線に晒すなんてたえらんねーよ」
「大丈夫です。世の男性は、私のようなちんくしゃを性の対象として見ませんから」
あれ…
何か自分で言ってて虚しくなってきたかも。
「檸檬の魅力は俺だけがわかってればいい。檸檬…俺の事ももっと知ってほしい」
「…構いませんよ。お話ししてください」
「身体に話す」
「へっ…や、ちょっと!」
矢野くんに手首を固定されているせいで、腕が動かせない。
私がほぼ身動きがとれないことをいいことに、矢野くんは首から鎖骨にかけて、幾つものキスの雨を降らせてくる。
くぐもった鼻息が妙にくすぐったい。
ざらついた舌の感覚に身体中がぞくぞくする。
「矢…野くん。約束を破るんですか?」
「破らない程度までにするから」
「もう…っ、破ってます」
「仕方ないじゃん、檸檬が可愛いから…」
「……っ、ダメ」
この駄犬に主導権を握らせてはいけない。
私の頭の中には、そんな事が浮かんでは消えを繰り返していた。
「ちょっと…矢野くんっ!」
ファミレスを出て、私達は矢野くんのマンションに戻った。
すると矢野くんは到着するなり私を抱えてベットに直行。
現在組み敷かれています。
「いやらしい事がしたい!」
「だ、ダメです。てかそんなストレートに言わないでください!」
「檸檬お願い。俺、限界…これ以上檸檬を他の野郎どもの邪な視線に晒すなんてたえらんねーよ」
「大丈夫です。世の男性は、私のようなちんくしゃを性の対象として見ませんから」
あれ…
何か自分で言ってて虚しくなってきたかも。
「檸檬の魅力は俺だけがわかってればいい。檸檬…俺の事ももっと知ってほしい」
「…構いませんよ。お話ししてください」
「身体に話す」
「へっ…や、ちょっと!」
矢野くんに手首を固定されているせいで、腕が動かせない。
私がほぼ身動きがとれないことをいいことに、矢野くんは首から鎖骨にかけて、幾つものキスの雨を降らせてくる。
くぐもった鼻息が妙にくすぐったい。
ざらついた舌の感覚に身体中がぞくぞくする。
「矢…野くん。約束を破るんですか?」
「破らない程度までにするから」
「もう…っ、破ってます」
「仕方ないじゃん、檸檬が可愛いから…」
「……っ、ダメ」
この駄犬に主導権を握らせてはいけない。
私の頭の中には、そんな事が浮かんでは消えを繰り返していた。