この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
LEMON DEPENDENCE
第10章 時を越えて
「や、矢野くん?」

「兄貴と言えど、俺以外の野郎が檸檬に触れるのは許さない」



な…何、言っちゃってんのー!?



「檸檬、愛されとるねぇ」

「陽生がそこまで束縛するのは、初めて見たわ」



ママも千鶴さんもにやにやと…

流星くんに至っては口笛吹いてるし!

飛鳥くんは顔真っ赤で…

何で矢野くん一人だけけろっとしてるの?

爆弾落とした張本人のくせに!



「檸檬、そろそろ出よ」

「……は、はい」

「檸檬…」

「何?ママ…」

「今日は帰って来んでいいけんね」

「なっ!」



どういう意味だ!

そしてその言葉に、あからさまに笑みを浮かべる矢野くん。

わかりやす過ぎ!



「檸檬ちゃん。今度家にいらっしゃい。待ってるわ」

「は、はい…」

「いくぞ檸檬」

「え、あっ…待ってください矢野くん。早いです!」



長いリーチではや歩きしてくれるものだから、チビの私だと追い付けない!

結局、皆にろくに挨拶出来ないまま矢野くんに連れられてファミレスを出るはめになった。
/120ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ