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LEMON DEPENDENCE
第4章 モテ期到来!?
「…で、なんで玲助がついてくるわけ?」

「そんな邪険にすんなよ。たまにはばあちゃん孝行したいだけだ」

「…どうだか。お小遣いせびりに来ただでしょ?」



ファミレスには結局夕方までいた。

いや、正確に言うと長引きそうだったので夕方で切り上げた。


―――私にはやらなきゃいけないこと…てゆーか、やり続けたいことがあるから。



「失敬な。てかさ、お前家ではフツーに方言話せば?」

「嫌よ。油断したら家以外でも方言出るし」

「…お前はさ、方言話してた方が愛嬌あるぜ」

「……」



やっぱりなんか、玲助へんかも。



「…玲助がそんな事言うの珍しいよね」

「そう…かもな」



何ですか、このさびしげなほほ笑みは?

マシャですか?

龍馬伝な、あのお方ですか!?


―――本当にキモオタ玲助ですか?


私はとっさに両頬をぎゅっとつかむと引っ張った。

痛い…!


うわ…やっぱり玲助だ。

玲助のキグルミかぶった雅治様じゃない!!
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