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LEMON DEPENDENCE
第5章 故郷からの使者
「まあ…どんまい」
「嬉し笑いをかみ殺しながら憐れまないでほしいっす、玲助先輩」
「…どんまい」
「あんたもっすよ、えーと矢野くんだっけ?」
「だってあんだけ潔くフラれるとか…ぷぷ」
「ご愁傷さま…じゃ、俺は檸檬を追いかける」
「待てよ矢野弟。ナイト気取りか?それならその役は年長者の俺に譲れ」
「いやここは泣かせた張本人の俺が行くっす!」
結果、早いもん勝ちだ!!
と、三人が一斉にファミレスを出ようとしたものだから無銭飲食と勘違いされ、玲助と斎藤はウエイトレス陣に取り押さえられた。
その後は斎藤が、持ち前のルックスと警察手帳的なあれでその場を収めたらしい。
「嬉し笑いをかみ殺しながら憐れまないでほしいっす、玲助先輩」
「…どんまい」
「あんたもっすよ、えーと矢野くんだっけ?」
「だってあんだけ潔くフラれるとか…ぷぷ」
「ご愁傷さま…じゃ、俺は檸檬を追いかける」
「待てよ矢野弟。ナイト気取りか?それならその役は年長者の俺に譲れ」
「いやここは泣かせた張本人の俺が行くっす!」
結果、早いもん勝ちだ!!
と、三人が一斉にファミレスを出ようとしたものだから無銭飲食と勘違いされ、玲助と斎藤はウエイトレス陣に取り押さえられた。
その後は斎藤が、持ち前のルックスと警察手帳的なあれでその場を収めたらしい。