この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
LEMON DEPENDENCE
第8章 確かな壁
「…檸檬、怒ってる?」

「当然です」



矢野くんの幸せそうで、愛らしい笑顔。

それが翌朝、目を覚ました私が、最初に見た光景だった。


そう…そこまでは良かった。

問題はその次に見た物…



「…確かにキスはいいって言いましたけど、これはやりすぎ」

「だってそれは檸檬が可愛いから…俺のもんだって印を付けときたくて…」

「矢野くん…」



私はつくずく、この目には弱いようだ。

捨てられた子犬のような目で見つめてくる矢野くんを、これ以上怒る気にはなれない。


でもどうしたものか、この赤い斑点は…。


矢野くんは私が寝落ちたあとに、ご丁寧にキスマークを腕と鎖骨周辺につけていた。

中には服で隠せない痕もある。


こんなので家に帰ったら、面倒臭い事になるのは必須。


一応次から気を付けてね。

というニュアンスで、矢野くんに話すと…
/120ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ