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LEMON DEPENDENCE
第9章 残念会でもするか?
「時に玲助くん…さっき飛鳥の事を他の誰かと勘違いされた様ですけど?」
「あ…すみません。叔母の飛鳥にそっくりだったので」
怒るよな…普通。
息子をおばさん呼ばわりされて気分がいいわけねーし。
「……ひょっとして玲助くんのおば様って、紺野飛鳥さん?」
「……ご存知なんですか!?」
「まあ!何て偶然かしら!」
どうやら流星の母親は、飛鳥おばさんの知り合いのようだ。
「私、飛鳥先輩の後輩なの!まあ…おば様はお元気かしら?」
「ぼつぼつです」
「…どこか悪いの?」
「更年期です」
「あら…それは辛いわね。あの、もし宜しければ近々お会いしたいわ」
「わかりました。都合聞いときます」
「ありがとう!」
流星の母親は弾けるような笑みを浮かべ、次男飛鳥を連れて立ち去った。
俺は違和感を覚えた。
なんだか…確証はないが、流星の母親と飛鳥おばさんはただの後輩と先輩の関係ではない気がする。
そんな俺の表情を読んだのか、流星はワントーン声を低くして話始めた。
「あ…すみません。叔母の飛鳥にそっくりだったので」
怒るよな…普通。
息子をおばさん呼ばわりされて気分がいいわけねーし。
「……ひょっとして玲助くんのおば様って、紺野飛鳥さん?」
「……ご存知なんですか!?」
「まあ!何て偶然かしら!」
どうやら流星の母親は、飛鳥おばさんの知り合いのようだ。
「私、飛鳥先輩の後輩なの!まあ…おば様はお元気かしら?」
「ぼつぼつです」
「…どこか悪いの?」
「更年期です」
「あら…それは辛いわね。あの、もし宜しければ近々お会いしたいわ」
「わかりました。都合聞いときます」
「ありがとう!」
流星の母親は弾けるような笑みを浮かべ、次男飛鳥を連れて立ち去った。
俺は違和感を覚えた。
なんだか…確証はないが、流星の母親と飛鳥おばさんはただの後輩と先輩の関係ではない気がする。
そんな俺の表情を読んだのか、流星はワントーン声を低くして話始めた。