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第3章 出品番号2.偏差値７７優等生美女！

静香は頷いて依頼費を渡そうとすると、

「俺は成功報酬だ」

殺し屋はそう言うと受け取らずに去って行った。



後日、新聞に野塩議員が逮捕されたことが記事になった。
両手足はなかったという。

そして、静香の元に報告に来た殺し屋が報酬を受け取ることはなかった。

殺し屋が言うには、汚水を飲ませるため下水に放置した野塩は「ワーン！！やっと税金で遊べる仕事ができるようになれたのにぃぃぃぃ！！」と下水で泣き出し、気付いた通行人に通報されたという。

そして、殺し屋から逃げるために刑務所に入りたいと、横領と汚職を全て認めた。

だが、***帝国は非常に重い刑罰で有名な帝国である。


野塩は、裁判の結果陪審員から地獄踊りの刑を強く希望され、後日は灰になったという。

刑務官や法務官も野塩を刑務所で養う経費がもったいないと刑を即日行ったという。

ちなみに野塩は議員になる前、ＴＶ番組で「セックスした少女から逆に迫られたんだ」と、少女の家族から慰謝料１５００万を受け取っていた発言もしていたようだ。

野塩の家族は至るところから賠償金の請求をされ、海外に移住した。