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銀剣士の憂鬱
第18章 一緒に

「サラ...かわいい」
チェチェは片方の手を離して、うつむくサラの頬を撫でるように上に向けるとそのまま顔を近づけて口づけをした。
サラは抵抗もせず、チェチェに身体を預けた。
チェチェはサラをそっと抱き締めると、耳元で囁いた。
「一緒に居てもいいですか?」
「うん...」
チェチェはたまらなくなり、そのままサラを押し倒した。
「えっ、お、おいっ!」
驚くサラのことも気にせず、サラに唇を重ねた。先程よりも激しく口づけをした。
抵抗が弱いことをいいことにそのままより深く、柔らかい口づけをする。
ほんのり残っている果実の味はそのままサラの甘い味になった。
「ハァハァ...ちょっ、ちょっと待て!!」
口を離すと、サラは息を荒げて、動揺しつつも潤んだ目をしていた。
チェチェはそんな姿にそそられた。
「嫌なら、嫌だと言えばいいんです。」
「いや、嫌というか...そもそもこんなことどこで覚えた??」
「クリスが教えてくれました。」
「えっ!?
クリスとそんなとこまでいってたのか??」
「女の身体でいたとき、そういうことが覚えられたのは得でしたね。
盗賊の時は薬で感覚が敏感になってましたけど、どこが気持ちよくて、どんなことをしたら不快に感じるのかがなんとなく分かります。」
「でも...辛かっただろ?」
サラが心配そうな顔をした。
「まぁ、あのときは魔力もなかったし、普通に人間の女でしたから人並みの苦痛はやっぱりありました。
でも、...それよりもあなたに会えなかったことの方が辛かった。
この2ヶ月間もとても長く辛かった。」
チェチェはサラの鎧を脱がせ始めた。
「ちょ、ちょっと待て!」
「2ヶ月考えました。
でも、やっぱり会いたかったんです。
私はもっとあなたに触れていたい。
サラを感じていたい...
嫌ならはっきり抵抗してください。
あなたならできるでしょう?」

