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銀剣士の憂鬱
第13章 秘湯で
「やめません。もっとサラに触れていたい。
サラのかわいい姿が見たい...」
「あぁっ...」
サラは金縛りにでもあったような感覚だった。
お湯で火照っている身体がそうさせているのか。分からなかった。
チェチェはまた首筋に顔を埋めて、両腕でサラの身体を味わった。
(柔らかくしなやかな筋肉を持つ身体...
私が欲しかったのはこの感覚...
あんな奴等とは全然違う。
もっとサラに近づきたい...)
やがて片手を秘部へと伸ばしていく。
「あっあぁ...」
チェチェの手がサラの大事な部分に触れようとした瞬間、
「いやっ!だめっ!!」
バシャッ
サラはチェチェを押し退けてお湯から上がるとタオルだけを掴み取り、走り去った。
「サラっ!!」
(どうしてっ!?)
チェチェにはサラが走り去った理由が分からなかった。
(とにかく追わないと!)
チェチェは急いで身体を拭いて、服に着替えると、サラの服と用心のためにサラの剣を持って、後を追った。