この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
箱……別話
第1章 箱
7日目―――――――…
――――――――…ガタッ
「ん…ン…ン―――――…」
キッチンの方で…音がした…
二日酔いの頭で……キッチンに向かうと…
別に…変わった事は無く…
床に…昨日使っていたカバンが落ちていた…ぐらいだった…
箱の蓋に…浅くカバンを置いたのだろう…
と、私はタオルを持って―…
お風呂場に向かった―――…
「ふぅ〜…二日酔いに…応えるなぁ〜」
と、ババ臭い事をいいつつ…
酒臭い体を…丹念に洗った…
最近、忙しくて…テレビをろくに見ていないなぁ〜…
最近のドラマとか…
何か面白いのやってないかな?
私は、お風呂から上がると…
髪をタオルで拭きながら…
冷蔵庫に歩きミネラルウォーターを取ろうとした……
しかし…カバンが床に転がり、中身が散乱しているのに…
ため息が出た…
「も〜……」
カバンを拾い、中身を入れていて…
ふと―――…
視界に箱が視界に入った…