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春うらら
第2章 イケメンサークルに入る?
「誠~、昨日サボった授業のノート、コーヒーと交換でいい?」
「ん、、、ホットサンド、チキン…」
「OK~」
圭太の背中を見送りながらいつものソファコーナーへ向かう。
1年の春…同じ高校の先輩に連れられて初めて入ったソファコーナー、それ以来何かとここに入り浸り、いつも同じようなメンバーで同じような時間を過ごす、何故かいつものメンバー以外はこのコーナーに入らない、不思議だが人見知りの激しい俺としては好都合だった。
3年に進級して2週間、学内全体が新入生歓迎のムードで沸き立っている。
サークルの勧誘もかなり派手に行われ1年生が1番の「モテ期」を迎えている。
2年前の俺はその「モテ期」に困り果て、先輩に相談し、ここにたどり着いたときは心底「ホッ」としたのを覚えている。
だが、今俺はその心安らぐ場所を目の前にして…立ち尽くす。
「ん、、、ホットサンド、チキン…」
「OK~」
圭太の背中を見送りながらいつものソファコーナーへ向かう。
1年の春…同じ高校の先輩に連れられて初めて入ったソファコーナー、それ以来何かとここに入り浸り、いつも同じようなメンバーで同じような時間を過ごす、何故かいつものメンバー以外はこのコーナーに入らない、不思議だが人見知りの激しい俺としては好都合だった。
3年に進級して2週間、学内全体が新入生歓迎のムードで沸き立っている。
サークルの勧誘もかなり派手に行われ1年生が1番の「モテ期」を迎えている。
2年前の俺はその「モテ期」に困り果て、先輩に相談し、ここにたどり着いたときは心底「ホッ」としたのを覚えている。
だが、今俺はその心安らぐ場所を目の前にして…立ち尽くす。