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春うらら
第9章 麗と誠
とにかく、何も策を練らずにいつもの場所に行くと彼女がスマホ画面を眺めてた。
なんて声かけよう…
と悩んでいたら、突然振り向いた彼女に驚く…慌てて出た言葉は…
「お、お疲れ・・・」
はぁ?自分でも驚きのセリフ…何に疲れてんだ?
「誠さんもお疲れ様でした。今日は急な予定変更にも関わらず、ありがとうございます。」
ととびきりの笑顔で言われる。
…ヤバい…勃ちそう…
慌てて、目を反らして深呼吸をする。
平静を装って彼女に視線を投げながら「じゃ、行く?」と言って、先に歩き出した。
はーいなんて返事が聞こえたから安心して普通に歩いた、でもちょっと気配が薄い気がして何気にふと振り返るとカフェの入り口で、立ち止まった彼女を2人の男が囲んでいた。
知り合いか?立ち止まって、彼女が追い付くのを待つ、ん?ん?なにやってんだ?
左側に立つ男は彼女の腰に手を回している。
彼女の右側にいる男が慣れ慣れしく肩に手をおいて、覗くように話しかけている。ちらりと見えた表情でどうやら彼女が迷惑に思っているのは確かなようだ。
いつの間にか、俺は彼女の前まで戻って、男2人の間から彼女の右手を掴んで自分の方に引き寄せた。
「何か用?」
いや~、ちょっと…
なんて濁してるのを無視して歩き出した。
なんて声かけよう…
と悩んでいたら、突然振り向いた彼女に驚く…慌てて出た言葉は…
「お、お疲れ・・・」
はぁ?自分でも驚きのセリフ…何に疲れてんだ?
「誠さんもお疲れ様でした。今日は急な予定変更にも関わらず、ありがとうございます。」
ととびきりの笑顔で言われる。
…ヤバい…勃ちそう…
慌てて、目を反らして深呼吸をする。
平静を装って彼女に視線を投げながら「じゃ、行く?」と言って、先に歩き出した。
はーいなんて返事が聞こえたから安心して普通に歩いた、でもちょっと気配が薄い気がして何気にふと振り返るとカフェの入り口で、立ち止まった彼女を2人の男が囲んでいた。
知り合いか?立ち止まって、彼女が追い付くのを待つ、ん?ん?なにやってんだ?
左側に立つ男は彼女の腰に手を回している。
彼女の右側にいる男が慣れ慣れしく肩に手をおいて、覗くように話しかけている。ちらりと見えた表情でどうやら彼女が迷惑に思っているのは確かなようだ。
いつの間にか、俺は彼女の前まで戻って、男2人の間から彼女の右手を掴んで自分の方に引き寄せた。
「何か用?」
いや~、ちょっと…
なんて濁してるのを無視して歩き出した。