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女子高生セクハラ痴漢
第1章 魔の手
「…っ」

また当たった…


通学中の混み合った電車の中で、高校3年の鈴木沙羅は身動きできない体を必死によじっていた。


周りは知らない学生や、スーツを着ているサラリーマン…男ばかりに囲まれている。


電車が揺れたり人が乗り降りする度に、誰かの手が沙羅のお尻や太ももを不用意に触っているような気がしていたのだ。

初めは気のせいか、偶然と思ったのだが、意識してみると狙って触っているような気もしてきた。


「……っ!」

また…やっぱりわざと…?!



お尻の割れ目をスカートの上からスッと撫でられた。


どうしよう…
逃げたいけど逃げれないし…
降りる駅まだまだ先だし…
周り男の人ばっかだよぅ…


そう考えていると、手はだんだんとエスカレートしていく。
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