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超短編! 妄想・・・・・時々妄想
第9章 ランチタイムは妄想タイム
慌てて足を閉じようとしたらお弁当がぐらっと揺れて・・・!
「おっと!あぶない!よかった、お弁当落ちなくて」
とっさにイケメンが片手でお弁当箱を押さえ、
そしてもう片方の手が・・
足を撫でながらスカートの奥に・・・・!
「ごめんなさい・・ここじゃムリだよね。
ねぇ、帰りにまた会ってくれませんか?
あそこの木の陰で待ってますから。
続きはその時に・・・」
そう言いながらストッキングの上を
イケメンの手がなめらかに滑る・・・・・・なぁんてね・・・・!!
・・・・・・・・・・あの、すいません・・ここ・・・
ん?もしょもしょなにか聞える・・・・・?
「あの、ここ座ってもいいっすか?」
にへらぁ~と崩れた顔をあげると・・・
男が立っていた。
昔懐かしい保温ジャーの弁当を肩から下げて。
ベンチの半分くらい占領しそうな体・・
額から汗、そしてワイシャツが濡れている・・・
Notイケメン・・・・
「・・・どうぞ」
返事をした私の声は、雪の女王よりも冷たかった・・・・・
妄想・・・・・・・
時々妄想