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超短編! 妄想・・・・・時々妄想
第12章 おしゃれ妄想には罠がある
彼の後について試着室へ。
羽織るだけなのに、なぜか中へと誘導し、
おまけに彼まで一緒に入ってきて・・カギ閉めて・・・・・!
「あのぉ・・」
さすがに顏見ちゃうわよね、だって、どうしようっていうのよ・・?
「コート羽織るだけなんですけど・・なんでカギまでかけて
おまけにあなたまでいるんでしょう?」
「これ、ムートンですよ」
「え?ええ、わかってますけど・・」
「内側がふわふわであったかそうでしょ?」
「はい、そうですね」
「どれだけあたたかいか、裸になって羽織ってみてほしいんです」
「はぁ~?」
そりゃたしかにあったかいだろうよ。
だけど裸で着てみろ、なんて、このコ・・いったい・・・・・?