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オオカミ君のホンネ
第21章 義弟
染詠side
「クスッ…」
穣のあの変わりよう、思い出すと笑える。穣との出会いを思い出したりしながら,母さんに言われた一軒家に着いた。
ここから学校まで徒歩15分ぐらいかな。
俺は決して母さんを許した訳ではないが、夫ができたなら男遊びもやめるだろう。
一歩踏み出してインターホンを押す。
ピンポーン
『はーい』
機械からくぐもった男の声が聞こえる。
ガチャリ
ドアが開いて、中から出てきたのは若い男。俺と同い年ぐらい…かな。
「…どちら様で?」
義弟だとしたら俺のこと知らないのかな。
「…母さん、いるだろ。そいつの連れ子。」
そう言った途端、義弟と思われる男はニヤリと笑ったあと爽やかな笑顔になったのを俺は見逃さなかった。
「義兄さんなんだ!嬉しいなぁ…一緒に住むんでしょ?」
怪しいと警戒しながらも頷いた。
すると義弟は手招きして自らの部屋に俺を招いた。
「クスッ…」
穣のあの変わりよう、思い出すと笑える。穣との出会いを思い出したりしながら,母さんに言われた一軒家に着いた。
ここから学校まで徒歩15分ぐらいかな。
俺は決して母さんを許した訳ではないが、夫ができたなら男遊びもやめるだろう。
一歩踏み出してインターホンを押す。
ピンポーン
『はーい』
機械からくぐもった男の声が聞こえる。
ガチャリ
ドアが開いて、中から出てきたのは若い男。俺と同い年ぐらい…かな。
「…どちら様で?」
義弟だとしたら俺のこと知らないのかな。
「…母さん、いるだろ。そいつの連れ子。」
そう言った途端、義弟と思われる男はニヤリと笑ったあと爽やかな笑顔になったのを俺は見逃さなかった。
「義兄さんなんだ!嬉しいなぁ…一緒に住むんでしょ?」
怪しいと警戒しながらも頷いた。
すると義弟は手招きして自らの部屋に俺を招いた。