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オオカミ君のホンネ
第21章 義弟
義弟の部屋に入るまでに見かけた部屋は全て綺麗に整理されていた。
「先に入って、座ってて…お茶持ってくるから。」
言われるがままに入った。
中はそれほど家具が置かれておらず、六畳ぐらいのシンプルな造りだった。
(そういや,名前聞いてないな…
ガチャリ
お茶を持って入って来た義弟にすかさず聞いた。
「名前紹介ね。俺は染詠、高一。お前は?」
「んー?俺、夏亜。同じく高一だけど、遅生まれで年下だよ。夏亜ってさ、女っぽいから嫌なんだよね~」
と夏亜は呆れ顔で呟いた。
「…母さんは?」
「母さんは買い物。父さんは仕事。」
母さんが買い物…信じられない。
買い物してるとこ、見たことないからな~…。と考えていると声が聞こえた。
「ただいま~!」
「あ、帰ってきたよ」
声のする方に歩いていくと、変わってない母さんが居た。
俺が来たことに、母さんも義父さんも歓迎してくれた。
「先に入って、座ってて…お茶持ってくるから。」
言われるがままに入った。
中はそれほど家具が置かれておらず、六畳ぐらいのシンプルな造りだった。
(そういや,名前聞いてないな…
ガチャリ
お茶を持って入って来た義弟にすかさず聞いた。
「名前紹介ね。俺は染詠、高一。お前は?」
「んー?俺、夏亜。同じく高一だけど、遅生まれで年下だよ。夏亜ってさ、女っぽいから嫌なんだよね~」
と夏亜は呆れ顔で呟いた。
「…母さんは?」
「母さんは買い物。父さんは仕事。」
母さんが買い物…信じられない。
買い物してるとこ、見たことないからな~…。と考えていると声が聞こえた。
「ただいま~!」
「あ、帰ってきたよ」
声のする方に歩いていくと、変わってない母さんが居た。
俺が来たことに、母さんも義父さんも歓迎してくれた。