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Blindfold
第2章 身体
「あっ…っ…」
「はぁっ…」
深い息遣いが、鼓膜を振動させる。
ゆっくりと、私が動くと、かずにぃはグッと歯をくいしばるような表情を見せていた。
今、世界で一番彼に近いのは私…
そう心の中で呟くと、より快感が増す…──
「すご…いっ…」
息も絶え絶えにそうかずにぃが呟いたのを聞いて、胸が高鳴った。
「うんっ…なんか、今日すごいねっ…」
いつも以上に中で絡んでいるような、そんな気がする。
動きを速めると、かずにぃの呼吸数が上がる。
後ろについているかずにぃの片手を掴んで、私の胸へと誘う。
「あぁ…っ…んっ…」
「かおるっ…かおるっ…」
「───…⁉︎ きゃっ…!」
突然私のことを抱きすくめたかずにぃはそのまま私の身体を倒して、上になると、今までにない勢いで腰を動かしてきた。
「あっ…やっ…あっっっ」
目の前が弾けて
気持ちよすぎて、狂ってしまう…