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田園シンデレラ
第7章 ラ
「響子。俺と一緒に農園に帰ろう。ずっと一緒にいよう」
「豪・・・」
そんな風に言ってくれるなんて夢にも思わなかった。
何も言えないでいる私の代わりになぜか石島さんが口を挟んだ。
「でも横手さんはこっちで仕事があるんだぞ?どうする気だ?
彼女のキャリアをつぶすのか?後で彼女が後悔したらどうするんだ?」
じっと見つめる石島さんを豪もじっと見つめ返した。
その後、私と視線を合わせ
「響子、ごめん。俺は横浜では暮らせない。
もし、響子が横浜にいたいなら2人でいい方法を見つけよう」
「そんなこと言わないでよ・・・・」
「え・・・?」
「さらって行くぐらい言ってよ」
「・・・・」
「絶対に俺と一緒に帰ろうって言ってよ」
「響子」
「覚悟は出来てる!」
「響子」
「・・・だ、そうだ。横手、このまま今日は帰宅していいぞ。
どっちにしろ仕事にならないからな。明日は出社しろ」
石島さんがそう言った途端
豪が私を抱き上げた。
「ちょっと!」
「大人しく抱かれとけ。逃げないように抱いててやる」
ここ、会社だってば・・・・
私は喜んでいいのか、困ったらいいのか、怒ったらいいのか分からなかった。
「豪・・・」
そんな風に言ってくれるなんて夢にも思わなかった。
何も言えないでいる私の代わりになぜか石島さんが口を挟んだ。
「でも横手さんはこっちで仕事があるんだぞ?どうする気だ?
彼女のキャリアをつぶすのか?後で彼女が後悔したらどうするんだ?」
じっと見つめる石島さんを豪もじっと見つめ返した。
その後、私と視線を合わせ
「響子、ごめん。俺は横浜では暮らせない。
もし、響子が横浜にいたいなら2人でいい方法を見つけよう」
「そんなこと言わないでよ・・・・」
「え・・・?」
「さらって行くぐらい言ってよ」
「・・・・」
「絶対に俺と一緒に帰ろうって言ってよ」
「響子」
「覚悟は出来てる!」
「響子」
「・・・だ、そうだ。横手、このまま今日は帰宅していいぞ。
どっちにしろ仕事にならないからな。明日は出社しろ」
石島さんがそう言った途端
豪が私を抱き上げた。
「ちょっと!」
「大人しく抱かれとけ。逃げないように抱いててやる」
ここ、会社だってば・・・・
私は喜んでいいのか、困ったらいいのか、怒ったらいいのか分からなかった。