パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 あの小さな手〜想side〜

そしてそんなある日
興信所を使うことも視野に入れ
悩んでいる俺に
真奈美が面白いことを言った。


「SNSで山本真奈美って入れたら
めちゃくちゃヒットして〜
一緒に見てた友達なんて
ちょっと珍しい名前だから
１件もヒットしなくて
羨ましかったよ。

入山想もきっと全然居ないよ？

……ほら、いない。

想はこういうのやらないの？」


初めは適当に聞いていた俺だったが
突然あることを思い付いた。


「おい、みんな
自分の名前調べたりしてるのか？」


「う〜ん、みんなかどうかは
知らないけど、割と聞くよ？」