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嘘でもいいから
第13章 結ばれるということ〜想side〜
雨に濡れた優花を
先に風呂に入れてやりたかったけど…
後がいいと言われ
俺は先にシャワーを浴びた。


ボディーソープを手に付けて身体を
洗っていると、当然のように下半身が
上を向いてくる。
俺はまだ中途半端なモノを握った。
まだ少し迷ってた…

あぁ…でも。
やっぱりお前が欲しい。

俺は狂おしい想いで
今はドクドクと脈打つ
モノを握って暫く動けなかった。


「お先に…」


風呂から出ると
優花が赤い顔をして待っていて…
俺を見るとすぐに風呂場へ逃げて行く。


反応がいちいちかわいすぎなんだよ…

俺も内心ドキドキしながらも
財布の中に確か一つだけ入っていた
避妊具を枕の下に移動させた。


もう、戻らない。
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