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嘘でもいいから
第15章 嘘でもいいから
「えっ…違っ…」


私がお願いごとするとしたら
生まれ変わったら想さんと…


「それに俺の願いごとは
ちゃんと言っておいたから…
来年も再来年も、生まれ変わっても…
2人っきりで
誕生日を祝えますようにって。
ははは…クサいかな」


絶対叶わない願い。


それを口にしてくれる
想さんの照れ臭そうな顔が哀しくて…
でもうれしかった。


プレゼントはペアのブレスレット。


私たちはそれぞれの手首に付け合って
また微笑み合う。

来年も再来年もずっと…

美味しいはずのお料理の味は
なんだかわからなくなってしまったけど
優しい嘘にこのまま酔っていたかった。
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