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嘘でもいいから
第15章 嘘でもいいから
窓の外に
ライトアップされたお城が見える部屋…
そこで
部屋のドアが閉まるなり
もつれ合うように
抱き合う二人がいた。
久しぶりの想さんの匂い…体温…
この温もりから一年も
離れていたなんて。
もう二度と触れることは出来ないと
今日一日
胸を痛めて見つめていた唇。
それが今は暗がりで濡れ
妖しい光をまとって近付いてくる。
柔らかく重なり
私の唇を舐め回す舌先…
そしてそれがぬるりと中に侵入した。
「あ…んん…」
息も出来ないほどの口付け。
あぁ、会えなかった分も
私の中を掻き回して…
ライトアップされたお城が見える部屋…
そこで
部屋のドアが閉まるなり
もつれ合うように
抱き合う二人がいた。
久しぶりの想さんの匂い…体温…
この温もりから一年も
離れていたなんて。
もう二度と触れることは出来ないと
今日一日
胸を痛めて見つめていた唇。
それが今は暗がりで濡れ
妖しい光をまとって近付いてくる。
柔らかく重なり
私の唇を舐め回す舌先…
そしてそれがぬるりと中に侵入した。
「あ…んん…」
息も出来ないほどの口付け。
あぁ、会えなかった分も
私の中を掻き回して…