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◇なななの短編◇
第4章 2013年2月9日(近くて遠い)
それにしても…


再びジッと光瑠さんを見つめると、視線に気付いた光瑠さんが、ん?と首を傾げた。


「どうかしたか…」


「いや…あの…なんていうか…あれ、光瑠さんの昔のスケート靴なんですよね?」


「あぁ…それがどうかしたか」


えと…

当たり前なんだけど…


「光瑠さんも…あんなに小さい時期があったんだなぁって…ちょっと信じ難いというか…」


「っ…お前なぁっ…産まれていきなりこんなにデカい訳ないだろ!」


叫ぶ光瑠さんの口から白い息が勢いよく出る。


「そりゃあそうですけど…」


やっぱり信じ難い…。


しかも、スケート靴があるってことはもちろんスケートをしてたってことで…


だめだめ…やっぱり想像出来ない。


「みてーおねえちゃん!!ひかる!!」


突然呼ばれて隼人をみると、ゆっくりと滑りながら手を振っていた。


「すごーい!!」


かわいい…


本当に本当にかわいい…。


あれ…


でも隼人もいつか大きくなって…


光瑠さんみたいに…?
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